勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う

大切な仲間との絆の物

「小説家なろう」にて2018年6月から連載中であり、今回はコミカライズ版の紹介です。2022年10月からはアニメ化もされている作品で、さらに人気が出そうですね。

本作は、勇者パーティーを追放された主人公が、最強種と呼ばれている「猫霊族」の少女と出会い、共に旅をする物語となっています。

「レイン、君はクビだ」

主人公の「レイン」は動物と契約しその力を使役するビーストテイマーであり、勇者パーティーの索敵、荷物持ちといったサポート役を担っていました。

ある時、勇者パーティーから役立たずの烙印を押され解雇されてしまいます。

冒険者として生きていく決意した彼は、ギルドから一つの試験を課されます。それはゴブリンを10体狩ること。これをクリアすることで冒険者としてギルドに登録されるようになります。

そして試験の最中に魔物に襲われている少女と出会います。その少女は規格外の力を持ついわれる最強種であり、ひときわ珍しい猫霊族だった。

運命的な出会いをした二人は契約を結び、本当の仲間と冒険していく大切な絆の物語となっています。

本作の主人公。動物の力を使役することができるビーストテイマーであり、幼い頃インセクトテイマーの訓練も一時期したことで昆虫の使役も可能。

複数の動物を使役することができ、ビーストテイマーとしては規格外の能力を持っているが、本人や勇者パーティーはその力に全く気付いていなかった。

また、「カナデ」を使役したことにより、身体能力強化を手に入れた。近接戦闘も大幅に向上した。

幼い頃に魔物に故郷を滅ぼされた事から人の役に立ちたいと考えており、かなりのお人良し。

本作のメインヒロイン。最強種と呼ばれている猫霊族の少女。空腹で弱っていたところを魔物に襲われていたが、レインに助けられた。

そしてレインのビーストテイマーとしての才能を見抜き、レインと契約する。契約後はレインと共に冒険の旅に同行している。

戦闘では魔法は使えないが、極限まで進化した身体能力を生かした近接戦闘を得意とする。

本作のヒロインの一人。最強種と呼ばれている竜族の少女。竜族の里の掟で修行の旅に出ていた。

橋を通る冒険者に挑戦し続けていたところ騒動となり、解決のために来たレイン達と戦闘になる。戦闘ではビーストテイマーとしてのレインの力に敗北し、レインに興味を持ちそれ以降仲間として行動を共にしている。

戦闘では、膨大な魔力を使った魔法および近接戦闘を得意とする。

勇者パーティーを追放されたレインがカナデやタニアと出会い、真の仲間と絆を深めて冒険者として成長してく物語に注目です。

レインの性格のせいか困っている人はほっとけないので、色々とやっかいごとに巻き込まれてしまいますが、仲間達と協力して解決していく姿は読んでいてとても面白いと思います。

勇者パーティーとの戦闘シーンがあるのですが、レインは勇者を倒すというスカッとした場面も見られます！

これからも真の仲間達が増えていくと思いますので、どんなキャラが出てくるか今後も楽しみです。

なろうでは良くある追放系の本作ですが、レインの人の好い性格とカナデのほんわか雰囲気もあり、読んでいて面白いと思います。（勇者パーティーは性格悪いですが。。）

現時点では8巻まで刊行しているので、一気読みしてみるのはいかがでしょうか？アニメ化もしているので、要注目作品です！